サンタジュリアについて

Dear 日本の皆さまへ
サンタジュリアは、美しい情景が広がるモンタルチーノ北東部ブルネッロ生産指定地区に位置する家族経営のワイナリーです。
 
ユネスコ世界遺産に登録されたヴァル・ドルチャ美術・自然・文化公園の中にあり、のどかで美しい牧歌的自然が、農家や集落、街道や沿道の修道院などとも融合し、保護された景観はまるで絵画のようです。所有する60ヘクタールの土地には葡萄やオリーブなどの農地の他、森や湖もあり、生物の多様性を大切に守っています。
この広大な土地を初代ジーノ テルツォーリが第二次世界大戦後に購入し、農業を開始たところからサンタジュリアの歴史は始まります。1970年代には葡萄栽培を始め、90年代から現当主のジャンルカ テルツォーリが本格的にワイン作りをスタートさせました。
 
 60ヘクタールの中から、葡萄栽培に適した8ヘクタールの農地で大切に葡萄を育て、ここから出来るワインの総生産本数は毎年約25,000本になります。葡萄畑の隣では、3ヘクタールの農地でオリーブの木を約1,000本育てています。
 
ワイン作りにとって何よりも大切なのは、葡萄の品質です。サンタジュリアでは、葡萄の品質がワインの品質だと考え、自家栽培の葡萄だけを使います。葡萄畑のメンテナンスや、剪定から摘芯、樹勢の管理から収穫まで、自然に寄り添い自然を尊重するため、私たちは小さな家族経営の良さを活かし、自分たちの手で行うオーガニック農法と代々受け継いできた月の満ち欠けに沿ったワイン作りを行っています。それに加え、ワインセラーでは、新しい技術を積極的に取り入れ、チャレンジと研究を重ねています。
 
生産量は増やさず、自分たちの手で出来る範囲の量を守る。この思いを前提に、これからも多くの人に愛されるワインを作り続けて行きます。
皆様、トスカーナ、モンタルチーノからお届けするワインをどうぞお楽しみください。
 
サンタジュリア一同